期限なしで使える QR コードの作り方
名刺に QR コードを入れて1,000枚印刷しました。半年後、取引先から「QR が開かない」と連絡が来ました。コードは無事なのに、行き先が消えていました。無料で作った QR には、こういう期限が隠れていることがあります。
Wi-Fi、メニュー、クチコミ、SNS、決済の案内まで、QRコード入りのPOPを作ってそのまま印刷できます。ブラウザの中で描くので入力した内容はどこにも送られず、作ったコードは期限なく使えます。
アップロードなし
Wi-Fi、メニュー、クチコミ、SNSフォロー、名刺などから選ぶと、それに合ったテンプレートが表示されます。一からデザインするなら「白紙から作る」を選んでください。
エディターでネットワーク名やURLを入力し、文字、色、フォント、図形、ロゴを変えていきます。フォントはGoogle Fontsの全書体から選べて、変更するたびにQRコードが読み取れるか自動で確認します。
POPはPNG、印刷用PDF、SVGで、QRコードだけなら256〜2048ピクセルのPNGかSVGで保存できます。選んだサイズのまま出力されます。
ネットワーク名、パスワード、セキュリティの種類を入れると、スマートフォンが理解できる形式でコードに書き込みます。名前やパスワードにセミコロンやカンマなどの記号が入っていても、こちらで正しく処理します。
お客さまはiPhoneのカメラ、Androidのカメラ、Googleレンズで読み取って「接続」を1回タップするだけです。POPにパスワードを載せるかどうかも選べます。
リンクやWi-Fiのほかにも、読み取るとそのままスマートフォンに保存できる連絡先(vCard)、宛先が入った状態で開くメールやSMS、地図の場所、カレンダーの予定、WhatsApp・LINE・Telegramのチャットを開くリンクを作れます。
決済用のコードは、各国が公開している規格に沿って作ります。ブラジルのPix(中央銀行のBR Code)、インドのUPI、タイのPromptPay、ヨーロッパのSEPA振込で使うEPC QR(GiroCodeとも呼ばれます)です。どれも入力した口座情報だけが入った静的なコードで、支払う人は自分の銀行アプリで名前と金額を確かめてから送金します。お金がこのサイトを通ることはありません。POPをまとめて印刷する前に、少額で一度試してください。
印刷するならPDFがいちばん手軽です。ページはA4から名刺まで選んだサイズそのままで、QRコードはベクターなので、どれだけ大きくしてもくっきりしています。
SVGもベクターなので、デザインソフトで手を加えたいときに便利です。PNGはチャットやSNS、書類に貼るのが簡単です。印刷にPNGを使うなら300dpi以上を選んでください。
ロゴを入れると、QRコードはいちばん強い誤り訂正レベルに切り替わります。コードのおよそ30パーセントが隠れても読めるレベルです。それでもロゴが大きすぎると読めなくなるため、サイズには上限があり、ロゴの裏はドットと重ならないよう空けてあります。
ロゴのサイズやドットの形を変えるたびに、ブラウザが実際にコードを読み取って確かめます。「正しく読み取れます」と表示されているのを確認してからダウンロードしてください。
QRコードのまわりの空白はクワイエットゾーンと呼ばれ、読み取り機がコードの始まりを見つけるために使います。規格は4モジュール分を求めていて、ここでもその値が初期設定です。
模様の多い背景に置くときや、ほかの図版にぴったり寄せるときも、この余白は残してください。印刷したコードが読めない原因でいちばん多いのが、この余白を削ってしまうことです。
色は変えられますが、読み取り機は色合いではなく明るいか暗いかで判断します。明るい背景に暗いコード、これが基本です。逆にすると読めない端末が多く、明るさの近い二色はほとんどの端末で失敗します。そうした組み合わせを選ぶと、エディターがすぐに知らせます。
千枚刷る前に、実物のスマートフォンのカメラで一度試してください。
ありません。コードの中に内容がそのまま入っているので、ずっと使えますし、このサイトが動いているかどうかとも関係ありません。期限が切れるコードは、途中で追跡用のアドレスを経由する種類のものです。
見られません。コードもPOPもブラウザの中で作られ、入力した内容、ロゴ、Wi-Fiのパスワードは送信されません。開発者ツールのネットワークタブを開いたまま、ご自身で確かめられます。
QRコードは数千文字が限界で、内容が長いほど格子が細かくなり読み取りにくくなります。数百文字を超えるようなら、リンクを入れたほうが確実です。
入れられます。ロゴを追加すると誤り訂正レベルが自動でいちばん高くなり、ロゴは読み取れる範囲までしか大きくできません。追加したあとは読み取りチェックの結果を確認してください。
公開された規格がある地域なら受け取れます。ブラジルのPix、インドのUPI、タイのPromptPay、ヨーロッパのSEPA振込です。「決済・送金」を選び、PixキーやUPI ID、IBANなどを入力してPOPを印刷してください。お金は支払う人の銀行からあなたの銀行へ直接届きます。このサイトがお金を見ることはなく、手数料もいただきません。ただし、銀行の通常の手数料はかかります。
消せます。POPのいちばん下に入る小さな一行で、ダウンロード画面でチェックを外せば入りません。QRコードそのものとは関係なく、コードはいつも入力したリンクを直接開きます。
使えます。QRコードはDenso Waveの登録商標ですが、規格そのものは公開されていて自由に使えます。ここで作ったコードとPOPはあなたのものです。